ウォーキングコラム

2013年10月

あなたは年間、どのくらいの運動やスポーツをしますか?

スポーツの秋!この季節に行われるスポーツイベントと言えば、やはり運動会でしょうか。 他にも、各都道府県、各市町村では、スポーツ祭などが催される地域も多いでしょう。しかしながら、これらのスポーツイベントの多くは、大人になればなるほど、「する側」から「見る側」、「サポートする側」へと変わる傾向にありませんか?身のまわりの環境が変わっていくように、スポーツとの関わり方もまた、年々変わっていきます。 そこで今回は、国民(成人)の皆さんが、“日頃どの程度運動やスポーツを行っているのか”を調べたデータを基に、運動習慣について考えてみたいと思います。

まずはじめに、文部科学省が平成25年1月に調査をした体力・スポーツに関する世論調査のなかで、「運動やスポーツを行った日数を全部合わせると、1年間に何日くらいになりますか。」という質問に対する回答は以下のとおり。


運動
30.1%
(ア)週に3日以上(年151日以上)
28.6%
(イ)週に1〜2日(年51日〜150日)
22.6%
(ウ)月に1〜3日(年12日〜50日)
10.0%
(エ)3か月に1〜2日(年4日〜11日)
7.2%
(オ)年に1〜3日
1.4%
(カ)わからない

この結果から、私が評価するとすれば、(ア)の人を除き(イ)〜(カ)の人は運動不足だと言えます。

しかし、生涯を通じてスポーツを楽しむという意味で評価すれば、(イ)や(ウ)の人も日頃から運動やスポーツをしようとする意識が比較的高い人だと言えるでしょう。(エ)〜(カ)に該当する人は残念ながら、完全に運動不足です。

ちなみに、運動やスポーツをすることで、「体脂肪が落ちる」、「筋力がアップする」、「持久力が向上する」といった効果を実感するためには、週3日以上行うことが目安になります。

運動効果を示す例 また、四国学院大学教授の漆原光徳先生によると、運動効果というのは、「1日おきで約90%」、「2日おきで約70%」、「3日おきで約50%」になるそうです。

つまり、運動をすることで何かしらの変化や結果を残したい人は、最低でも1日おきか、2日おきを目標に、運動やスポーツを取り組めば結果が出やすくなります。もちろん、運動効果は運動の内容や個人差によって差が生じるので一概には言えませんが、わかりやすい目安になるのではないでしょうか。

参考までに、体力・スポーツに関する世論調査のなかから、これらに関連する調査結果のうち、回答割合の高いものを抜粋していくつかご紹介します。 全ての回答をご覧になりたい方は、こちらの資料をご覧ください。>>

 

Q1.「この中にあなたがこの1年間に行った運動やスポーツがあれば全部あげてください。
学校の体育の授業として行ったものや、職業として行ったものは除きます。」

(M.A.)≪M.T.=232.9≫

【50.8】(ウ)ウォーキング(歩け歩け運動、散歩などを含む)
【30.8】(イ)体操(ラジオ体操、職場体操、美容体操、エアロビクス、縄跳びを含む)
【19.1】(ヒ)運動やスポーツはしなかった
【12.7】(オ)ボウリング
【12.7】(キ)ランニング(ジョギング)

 
 

Q2.「あなたがスポーツをしたのはどのような理由からですか。
この中からいくつでもあげてください。

(M.A.)(N=1,534)≪M.T.=223.1≫

【56.4】(ア)健康・体力つくりのため
【49.0】(イ)楽しみ、気晴らしとして
【43.8】(ウ)運動不足を感じるから
【32.3】(キ)友人・仲間との交流として

 
 

Q3.「運動はしなかった」「わからない」と答えた方に「この1年間に、運動やスポーツ をしなかったのはどのような理由からですか。この中からいくつでもあげてください。

(M.A.)(N=363)≪M.T.=134.4≫

【50.7】(ア)仕事(家事・育児)が忙しくて時間がないから
【20.4】(ウ)年をとったから
【15.2】(イ)体が弱いから
【13.5】(ク)運動・スポーツは好きではないから

 

◇上記の補足説明◇
【数値】=回答割合。M.A.(Multiple Answersの略):1回答者が2以上の回答をすることができる質問。
M.T.(Multiple Totalの略):回答数の合計を回答者数(N)で割った比率であり、通常その値は100%を超える。


「Q1.」では、ウォーキングが他の運動・スポーツに比べ、群を抜いて人気があることがわかります。しかし、この中には散歩も含まれているので、ランニング(ジョギング)のような感覚でウォーキングをしている人を詳しく調べれば、実際にはもう少し数字は落ちると思いますが、それでも中高年層を中心に、ウォーキングをする人は今も増えています。

高齢化や運動不足による低体力者の増加に伴い、ますます需要が高まり注目を集めるウォーキングを中心に、今後も様々な役立つ情報を発信しながら、情熱を絶やさず指導に当たりたいと考えています。
スポーツの秋!家族や友人・仲間たちと、気持ちの良い汗をかいてくださいね。


引用:【体力・スポーツに関する世論調査】(平成25年1月調査)/文部科学省

大学ダイエット講義】漆原光徳著(四国学院大学教授)/二見書房



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