ウォーキングコラム

2013年6月

“自分は大丈夫”が危険! 熱中症対策で快適な健康生活を送ろう!

「熱中症」とは、体内の水分や塩分のバランスが崩れ、調整機能が破綻するなどして発症する障害の総称です。
ちょうど今の季節、梅雨が明ける頃から発症しやすい熱中症。「自分は大丈夫!」と過信していませんか?

例年、熱中症のリスクが高まる季節(7月〜9月)になると、各自治体やメディアを通じて注意を促す声が聞こえますが、熱中症で病院に運ばれるケースは後をたたず、命を落とされる方も少なくありません。

「自分は大丈夫」と過信せず、もしもの備えとして、きちんと予防法や対処法を知っておくことで、自分自身はもちろん、大切な人や家族の健康も守ることに繋がるのではないでしょうか。

どんなときに起こりやすいの?

熱中症の発生は、主に梅雨の合間に突然気温が上昇した日や、梅雨明けの蒸し暑い日など、身体が暑さに慣れていない時に起こりやすいとされています。また、7月下旬の最初の熱波で、多くの重症患者が発生しています。

どんな人が、なりやすいの?
熱中症
  • 脱水状態にある人
  • 高齢者の人
  • 肥満の人
  • 過度の衣服を着ている人
  • 普段から運動をしていない人
  • 暑さに慣れていない人
  • 病気の人や体調の悪い人

※屋外に限らず、室内(体育館や工場など)でも風通しが悪く、 高温で湿度が高いような環境で熱中症は発生します。


環境因子
  • 気温が高い、湿度が高い
  • 風が弱い、日差しが強い
  • 照り返しが強い、輻射熱が強い
  • 急に暑くなった

のどの渇きを感じたら、体内の2%の水分が減少しています。特に夏など暑い時期は、のどの渇きを感じた時点で軽い熱中症という自覚を持ち、早めの水分補給と風通しの良い日陰などで休むなど対処することにより、命の危険からいち早く身を守ることができます。次の症状が出ている場合には、 重症の熱中症を疑うべきとされています。

熱中症対策
熱中症の危険信号
  • 高い体温
  • 赤い・熱い・乾いた皮膚(汗をかかない、触るととても熱い)
  • ズキンズキンとする頭痛
  • めまい、吐き気
  • 意識の障害(応答が異常、呼びかけに反応がないなど)

熱中症の疑いがある場合には、日陰で風通しの良い涼しい場所に移動させ、脱衣や冷却で体の熱を外に逃がすようにしましょう。また、水分・塩分を摂取するなど応急処置をして様子を見ますが、症状が改善されない場合には、医療機関への搬送や救急車の要請を迷わず行うことが大事です。


熱中症の予防対策として、日頃から麦茶やミネラルウォーター、スポーツドリンクなどで、のどが渇く前に小まめな水分補給を心がけ、涼しい服装や環境で過ごすように努めましょう。当たり前のことですが、当たり前のことだからこそ、しっかり行うことで予防に繋がると思います。この夏も、より快適な健康生活を送るため自分に出来ることは自分で行い、また家族や職場、仲間同士で注意し合うことも大切なことではないでしょうか。

参考文献:熱中症環境保健マニュアル(2011年5月改訂版〜環境省〜)



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